建設業許可
２９業種の解説

建設工事には、29業種（2つの一式工事と27の専門工事）があります。
これからご自身が取得しようとしている許可が、この29業種のどれになるのか迷われている方も多くいるのではないでしょうか？
業種間の区別の考え方も複雑です、この「建設業許可 29業種の解説」がそんな方々の参考になれば幸いと考えています。

ただし、どの業種になるのか迷われたときはご遠慮なくご相談ください、取得後に間違ったではそれまでの苦労が水の泡になってしまいます。
この29業種の分類は、こんなことを言っては何なのですが、現場を知らないお役所さんが決めたものです。
現場の皆さんが迷われるのは当然かもしれません、迷われた時は気軽に当事務所にお問い合わせください。

お電話でのお問い合わせは
048-242-3158
9～20時受付中

メールでのお問い合わせは
こちら24時間受付中

建設工事の29業種を詳しく解説します

29業種には大きく分けて、一式工事（2業種）と専門工事（27業種）があります。

1．一式工事について

一式工事とは、原則元請業の立場で総合的な企画・指導・調整の元に土木工作物・建築物を建設する工事のことです、複数の下請業者によって施工される大規模かつ複雑な工事のことを言います。
要するに、施工主さんから工事を一括して「元請業者」が請負い、工事全体をマネージメントする感じですね。
ただし、「建設業許可事務ガイドライン」にも記載されていますが、必ずしも二つ以上の専門工事の組合わせでなくてはいけないということではありません、工事の規模、複雑性等から見て個別の専門工事で行うことが困難なものも含まれるとされています。

この一式工事は専門工事と全く別の許可になります、「一式工事の許可」を取得した建設業者さんが500万円以上の専門工事を行う場合は、その「専門工事の許可」が必要です、 一式工事の許可があるからと言ってすべての「専門工事」ができるわけではありません。この点勘違いされている方も多いようです、注意してください。

下記の工事名をクリックするとその工事の詳細を見ることができます、是非ご覧ください。