国土交通省の建設業種の考え方は、「業種区分、建設工事の内容、例示、区分の考え方」で見ることができます(クリックすれば移行できます、一度見てくださいね）。
今回は、「とび・土工・コンクリート工事」の『鉄骨組立て工事』と「鋼構造物工事」の『鉄骨工事』の違いについてです。
前回お話しした通りです、「鋼構造物工事」は、現場でその物を製作・加工・組立て(設置)を一貫して行う工事のことです。
この考え方を、『鉄骨工事』に当てはめてみると、現場で鉄骨を製作・加工から組立てまでを一貫して行う場合は、「鋼構造物工事」の『鉄骨工事』になります。
そうではなく、既に出来上がっている鉄骨を現場に運んで組立てる場合は、「とび・土工・コンクリート工事」の『鉄骨組立て工事』になります。
なんとなく見えてきましたか？わかってきたでしょうか？
建設業種の『鉄骨組立て工事』と『鉄骨工事』の違い！