建具工事に該当するもの
建具工事とは、工作物に木製又は金属製の建具等を取り付ける工事のことです。
具体的には、金属製建具取付け工事、サッシ取付け工事、金属製カーテンウォール取付け工事、シャッター取付け工事、自動ドア取り付け工事、木製家具取付け工事、ふすま工事等が該当します。
他の業種との境界・区分の考え方
●『ガラス工事』との境界・区分は
『ガラス工事』には、窓ガラスの取り付け等が該当しますが、サッシなどの窓枠の取り付けは『建具工事』に該当します。
一般建設業で『建具工事』の専任技術になるには
1.『資格』でなるには
- 1級建築施工管理技士
- 2級建築施工管理技士(仕上げ)
- 技能検定・建具製作・建具工・木工(選択科目「建具製作作業」)・カーテンウォール施工・サッシ施工
- 登録基幹技能者講習:登録サッシ・カーテンウォール基幹技能者
2.『学歴+実務経験』でなるには
『資格』を持っていない場合であっても下記に関する学科を卒業している場合、高卒であれば5年、大卒・高専卒であれば3年以上建具工事に関する実務経験があれば、一般建設業の建具工事の専任技術者になることが出来ます。
- 建築学
- 機械工学
3.実務経験だけでなるには
『資格』・『学歴』がない場合でも、建具工事に関する実務経験が10年以上あれば、一般建設業の建具工事の専任技術者になることが出来ます。